高齢化社会が急速に進む中で認知症かかる患者さんは増え続けています。2025年にはその数が約700万人達し、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症にかかっていると推定されています。
当外来では、認知症疾患医療センターでの診療経験をもとに、高齢者の総合診療に携わってきた幅広い視点を加え、もの忘れ症状にお困りの方を拝見致します。
当外来での診察の流れは次の通りです。
診断後は、近隣の医療機関と連携して診療を継続します。
また、個々の症状や生活状況に応じて介護や福祉につなぐ橋渡しも行います。すでに他院で画像検査を施行されている場合は、検査結果をお持ちになり受診していただくことが可能です。
なお、もの忘れ外来は問診や診察に多くの時間が必要であり、完全予約制とさせていただいております。ご予約は病院受付までご連絡ください。
医師
人間は必ず歳をとります。歳をとると身体、精神の力が低下し、様々な病気を起こすことがあります。 頻度の高い病気を持つ高齢者を診ることを基本姿勢とし、本人の体力面を考慮した、無理のない最大限の医療と、一人ひとりに適した介護および福祉の利用を提供できるよう心がけています。